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社員ブログ BLOG

こんにちは。代表の糸魚川です。
前回は、三東の機械設計の全体像をご紹介しました。
今回は、機械設計で使用している3DCADソフト 「iCAD」についてお話しします。

三東が使用している3DCADソフトiCAD

引用元: iCADホームページ

製造業界では3DCADの導入が当たり前となりましたが、「操作が重い」「修正が面倒」といった課題を抱えることも少なくありません。
三東が使用している富士通のiCAD SXは、特に大規模な組図を扱う機械設計において、他のCADにはない優位性を持っています。
今回は、小規模事業者の視点でiCAD SXの特徴と導入メリットをご紹介します。

iCAD SXの主な特徴

iCAD SXの最大の特徴は、独自エンジンによる「圧倒的な動作の軽さ」です。100万パーツを超える大規模な設備でも、ストレスなく3Dモデルを操作することができます。これは、膨大な部品点数になる設備を設計する業務においては、作業効率を左右する重要な要素です。

iCADを使用する3つのメリット

他の3DCADソフトを使用した経験を踏まえて、iCADを使って感じたメリットを3つご紹介します。

① ノンヒストリー型による圧倒的な設計自由度

多くの3DCADは「ヒストリー型(履歴管理型)」ですが、iCAD SXは「ノンヒストリー型」を採用しています。
メリットとしては、作成順序を気にせず直感的に形状を変更できます。
他人が作ったデータや、過去の流用設計でも「エラーでモデルが崩れる」というストレスがほとんどありません。他の設計者が作成したデータを誰でもすぐに修正できる柔軟性が、納期短縮の大きな武器になります。
アセンブリにて、2DCADと同様の簡単操作で複数部品を伸縮できるのを知った時は驚きました。

②ライセンス貸出機能の利便性

iCAD SXは、ローカルライセンスを一時的に他のPCに「貸し出し」することが可能です。
インターネット環境がない客先での打ち合わせや、出張先での設計変更、さらには在宅勤務にも柔軟に対応できます。
他の設計者にライセンスを貸し出しできるので、iCAD使用頻度の低い設計者同士で貸し出しすることにより、iCADの稼働率を最大化できます。
小規模事業者にとっては大きなメリットといえるのではないでしょうか。

③ 手厚いサポート体制(保守契約による安心感)

国産CADであるため、日本の設計現場のニーズを汲み取ったアップデートが頻繁に行われます。
当社は使用ライセンスが少ない小規模事業者ですが、過去にiCADの方が訪問してくださったことがあります。
ちょうどその頃、サポートに問い合わせても解決できないトラブルを抱えていて、訪問に来られた際に相談してみました。すぐには原因を特定できず、解決するのに2ヶ月ほどかかりましたが、解決するまで根気よく対応していただきました。
※原因は当社が使用していた便利ソフトとの相性によるものでした

保守契約を通じて、操作の不明点や万が一のトラブルの際も、日本語で迅速かつ的確な回答が得られます。

また、サポートページの操作に関する情報も充実しており、大変助かっています。
定期的に情報の更新や追加があり、バージョンアップによって新機能が増えた場合でも、分かりやすい解説が提供されます。
情報量が豊富で分かりやすいのは、非常にユーザーフレンドリーだと感じます。

3DCAD導入によって実感している変化

三東では、機械設計に3DCADを導入して約10年、本格運用してから約4年経ちました。導入前は「操作が難しそう」「余分に時間が掛かるのではないか」という不安もありました。
実際、2Dから3Dになることで、一時的に作業量が増える部分があるのは事実です。2D設計でよくやる「ごまかし」や「手抜き」ができない点も、最初は負担に感じるかもしれません。

操作手順が多くなることや、ごまかしができなくなる分、2DCADより一時的に作業時間は増えます。しかし、トータルで見ると設計スピードは確実に向上し、作業時間短縮になることを実感しています。
※これは1から考えて設計する場合の話です。
 既存図面データを流用する設計は2DCADの方が早いことが多いと思います。


3DCADを使用した設計においてはトップダウン設計ができるため、1つの装置を分担設計することができます。装置全体の最新情報を共有でき、自分が担当していない部分を確認しながら作業を進めることができるため、無駄な修正が少なくなり、設計工数の削減につながっています。

完成した装置を画面上で動かすことができるので、干渉や見落としが減り、手戻り作業が大幅に少なくなりました。実際の装置を画面上で立体で再現し動かすのは2DCADでは不可能なことです。2D設計では時間を掛けていた検討していたことも簡単にできるようになっています。

ツールの進化=生産性の向上

設計のツールは、ドラフター(手書き) ⇒ 2DCAD ⇒ 3DCAD と進化してきました。
新しいツールを使いこなすことにより、時間あたりの作業量・成果物は確実に増え、ミスが減っています。ツールの進化とともに設計者の生産性が向上していると思います。

今後も、新しい技術や新しいツールを積極的に取り入れながら、設計品質と生産性の向上に取り組んでいきます。

3回に分けて機械設計の仕事内容を簡単にご紹介しました。
今後も、三東の仕事内容や社内の雰囲気を少しずつご紹介していきますので、ぜひご覧ください。

※こちらのページでは三東の会社紹介をしています。よかったら是非ご覧ください。
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