こんにちは。代表の糸魚川です。
今回は、三東の主な業務のひとつである機械設計についてご紹介します。
機械設計の仕事
三東では、生産設備(省力化機械・搬送装置)や焼成炉など、
産業用設備の機械設計を行っています。
お客様の要望をもとに、構想を考えるところから始まり、検討を重ねて1つの装置を完成させます。
装置がまとまると、組立図・部品図を作成していきます。
装置の大きさにもよりますが、数百点の部品を1点ずつすべて図面にしていきます。
設備全体では数千点の部品点数になることもあります。

※CAD画面は、市販の購入品を使用した練習用データです。秘密保持のため、実際のCAD画面・設計図面は掲載していません。
機械設計の主な流れは以下のような感じです。
・ポンチ絵やイメージ、要求仕様などから構想検討
・各種計算(強度計算、動力計算など)
・購入品の選定(モータ、シリンダ、電動アクチュエータ、センサーなど)
・検討図の作成
・詳細設計(組図・部品図の作成、手配リスト作成)
電動アクチュエータやセンサーなどは新しい技術や新商品が次々と登場しますので、
日頃から最新の情報を入手するよう心掛けています。
また、「2D図面を3D化する」「過去図面をトレースする」といった比較的シンプルな作業から、装置一式を丸ごと設計するような難易度の高い案件まで、幅広いレベルの仕事があります。
使用しているCADソフト
案件に応じて、2DCAD・3DCADを使い分けながら設計を進めています。
・iCAD-SX(3DCAD)
・AutoCAD Mechanical(2DCAD)
・IJCAD Mechanical(2DCAD)
ベテラン設計者が支える技術力
三東の設計者は、この道20年・30年のベテラン揃いです。
60代の設計者も現役で活躍しています。
年齢に関係なく、新しい技術や情報を取り入れる姿勢を大切にしており、60歳を超えてから3DCADを習得した設計者が数名います。
「特化しない」からこそ生まれる強み
機械と一口で言っても、その種類はさまざまです。
多くの機械メーカーは、それぞれの得意分野に特化し、技術ノウハウを積み上げることで競争力を高めています。
一方、三東の場合は特定の機械に特化しているわけではなく、幅広い種類の機械を設計しています。
それが可能なのは、三東の機械設計者が全員中途採用者で、それぞれ異なる経験を積んでいるからかもしれません。
加工・機械の組立・試運転調整・機械据付・設備の立ち上げなど現場を知る設計者が多く在籍しています。
一品一様の「オーダー品」を設計するということ
三東で設計する機械の多くは、既存設備の流用設計ではなく、お客様の要望を形にする一品一様のオーダー設計です。
実績のない新しい機械を設計する場合においては、図面の不備が発生しやすいものですが、後工程に影響が出るため重大なミスは許されません。
もちろんミスをゼロにする努力はしますが、設計は人が行う仕事ですので、大なり小なり発生することはあります。
重要なのはミスが起きた後の対処だと考えています。
早く適切に対処し、その経験を設計者同士で共有し、その後に生かしていきます。
失敗の経験から学ぶことは多く、失敗しないと気づけないこと、分からないこともあります。
失敗は気づきや学びを得る貴重な経験だととらえています。
数多くの失敗を経験してきたからこそ、質の高い設計ができるのだと思います。
機械の設計においては、設計技術(強度計算や動力計算)、設計に必要な豊富な知識、柔軟な発想、新しい技術・ツールへの適応力、デザインのセンスなどが求められます。
一人前の設計技術者になるには年数を要しますが、地道に日々の仕事に取り組んでいけば、設計者としての成長を感じられますし、大変やりがいがあり面白い仕事だと思います。
次回は、設計で大切にしている考え方についてご紹介したいと思います。
※こちらのページでは三東の会社紹介をしています。よかったら是非ご覧ください。
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